☆子供の才能を見出す☆

子供の才能や方向性を見出すときに一番大切なポイントを
一つあげるとすると、それは「観察力」です。

あえて、観察することとせず「力」としたのは、観察をする
大人の能力、力量によって、見抜けない場合もあるからです。

生き生きと仕事をしている人は例外なく、自分の好きな事を
楽しみながらやっています

就活時期、あるいは大人になって「自分には何が適しているのか
わからない」時には、小さいときに何に夢中だったかを
親や兄弟・親戚に聞いてみるのもいいかもしれません。

自分が得意な分野は「素質として遺伝」する場合もありますから
子供の才能を見つける時に役立つ情報として記憶しておくのも
一手です。

最近こんなことがありました。

お子さんを見たときに一見して「感性のとても鋭い子」
分かったので、言葉かけに注意しながら適性を調べてみました。

すると、手に比重のある子だったので右手と左手の強さを確かめて
みたら、左手の方が握力が大きいのです。
で、親御さんに「この子はレフティ(左利き)ですか?」と聞きますと
「いいえ、右利きです。」と言われました。

私は納得できなかったので、「右利きに矯正されましたか?」と
再度聞きましたら「いいえ、生まれつき右利きです。」との答え。

でも、生まれつき右利きの子の握力が左のほうが強いというのは
腑に落ちません。
お子さんに聞いても「握力を測ると左の方が強い」と言います。
親御さんは「そんなこと初めて聞いた」と驚いた様子です。

詳細は省きますが、そこで、何点かその子の才能を伸ばすための
アドバイスをしてきました。このような事はよくあります。
あまりに身近なので十分な観察ができていないのです。
まさに「灯台元暗し」です。

この子は普通の子より感性が鋭い子でしたので、ちゃんと観察できる
大人がいないと、自分を守るために殻を作る可能性があります。

普通のお子さんであれば、そこまで神経質になる必要はありません。
大人が一生懸命にやっていること(背中)を見て、真似ることから始めて
徐々に自分のカラーを出していくことでしょう。

ゴール(夢)が決まれば、そこに至る道のり(方法)は何通りでもあります。

大人から見たら、まどろっこしい方法でも子供が喜ぶ方法で経験させる
方が、長い目で見たら、人生が豊かになると個人的には思います。

ユートピアの一つである桃源郷という理想郷についての記述では
「行きかう人は皆微笑みを絶やさず働いていた」とあります。

子どもさんには「あなたにとって、この手はとても大切な手だから、
夜寝る前に『ありがとうね』って手にお礼を言ってね」と伝えました。
その子は笑顔で「はい」と素直に答えてお見送りをしてくれました。

子供っていつも、かわいいです

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