◾️アスリートケア(その2)

昨日は若手アスリートのケアで

「メンタル」の話しに触れましたが
根性論で、あるいは
理想論で、または
単に経験値を増やすという視点で
メンタルだけを鍛えよう、と思っても
かなり難しさがあります。
なぜなら、
身体の視点が抜け落ちているから。
例えば、呼吸一つをとっても
「呼吸」ができない状態の筋肉で
頑張って呼吸しようとする人がいます。
身体に負担のかかる呼吸をして
自ら肋骨の形を歪めていたり
肩こりや首こりを併発して
頑固な頭痛に悩んでいたり
十分に酸素を供給できずに
慢性的な呼吸困難で疲れていたり、と
様々な症状が
自らの「無理な呼吸法」によって
引き起こされていることに無自覚なまま
頑張って息を吸っている訳です。
セミナーや施術で触れる多くの人に
「肋骨の変形」が見られます。
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この人の肋骨は

左右で長さが違っていますし
変形により胸腔内体積が減って
内臓を圧迫しています。
この様な状態で「呼吸」しても
ちゃんとした呼吸ができないのは
明白です。
なのに
頑張って呼吸しようとする。
だから
無理が来て、
痛みやコリが生まれる。
すると
自分の身体に向かって
「どうしてちゃんと呼吸できない!」
「ケアしてるのに痛みやコリが治らない!」
と、怒りをぶつける。
また、緊張して
呼吸できなくなる。
なのに
頑張って呼吸しようとする…
できない無限ループの完成です(苦笑)
アスリートのメンタルにも
同じ要素が含まれます。
メンタルは身体の状態が大きく影響します。
特に
お、う、か、く、ま、く。
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彼の場合は一ヶ月ほどの呼吸法(+α)で

肋骨の形が戻りました!!
この状態になれば
「ちゃんと呼吸」できます。
今年ご結婚もされたようで
正に
し、あ、わ、せ(((o(*゚▽゚*)o)))♡
身体と心の両面からケアをして
人生と健康を愉しめる。
そんなアスリートが増えることを
願っています!
written by Yuumi 

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