◾️先生は誰(笑)?

今回は違った目線からのブログ

恐れの3センチ先

愛があなたを待っている

             by ひすい こたろう
このブログを読んだ時
脳裏に浮かんだのは
高校時代の息子の数学のテスト
レフティの彼は早生まれの上に
発語が遅かったこともあり
なかなかどうして
「勉強」に対して
消極的な一面がありました(笑)
当時の私は塾の先生をしながら
「嫁」の立場だったので
今から思うと「必死で」
なんとか勉強のできる子にしようと
していたのかもしれません。
そして、高校のある日
彼の数学の答案に
○点が…
注:マルではなくゼロです。
「ひぇ〜!!!」
私が見たことのない点数(笑)
こりゃ、なんとかせにゃ!!
と、焦る私を尻目に
当時は夫だった人(苦笑)が
「心配しなくて良いよ。
    お父さんも昔零点取ったことある!」と…
自分の零点取った過去を
嬉しそうに息子に話しておりました。
私は、内心
「アホか!」と…
思いながらも
しょげている(と見えた)息子に
「数学なんて解き方さえ分かれば
   点数の取れるクイズみたいなもん」
とアドバイスをして
次のテストに向けて
「解き方」の猛特訓をさせたのです。
その結果、
次には87点くらいの点数が取れて
数学の先生に褒められたそうです。
その後は
「自分でできるでしょ」と
放置していたら、元の木阿弥(笑)
でも
「やればできる子(YDK)」
学校の成績が人生に影響するとは
思わなかったけれども
どんな風に考えるかは
大きく影響を与えます。
子どもの頭で考えることは
大人の想像を超えているから
ついていけない事が多いんですね。
そして子どもが思うことは
大人の大きな思いやりが分からなくて
自分勝手に思い込む事が多いんです。
私が子どもの頃
母に自転車をお願いしても買ってくれず
弟がおねだりしたら直ぐに
買ってあげた事がありました。
もう40年以上前(笑)のことなのに
よく覚えているくらい
「お母さんは弟が可愛いんだ」
と哀しい気持ちでいたんですね。
大人になってから母に
「どうしてあの時
    自転車を買ってくれなかったの?」と
訪ねてみたら
「あんたが小さい時に
    カズヨちゃんが自転車にあんたを乗せて
    二人して泣きながら帰ってきたがやぜ。
    あんた、頭から血流して
    自転車で転んだがやろね。
    それから怖くなってぇ
    もし顔にでも傷がついたら
    お嫁に行けんねかいね。
    だから大きくなるまで
    買わんかったがやぜ。」
注:富山弁です(笑)
と言われました。
確かに私の頭には
今でも小さなハゲがあります。
それが
自転車事件のときについた傷痕だと
何度か聞いていたので知ってはいました。
ただ、
顔に傷がついたらお嫁云々…は
その時初めて知ったのです。
そして
その言葉を聞いて
「あぁ、私も愛されていたんだ。」と
初めて母親の大きな愛を感じました。
と同時に
「お母さん、その時言ってよ…」と。
言葉足らずは
誤解を生みます(笑)
親の愛は無償で
計り知れないほど深い。
遠い昔の事を思い出しました。
ひすいさん、ありがとう^_^
written by Yuumi 

コメント

タイトルとURLをコピーしました