☆HEROはヒーロー☆

今日、生まれて初めてボクシングの試合を観戦しました。

試合会場は後楽園ホール。

一人だとなかなか足を踏み入れる機会がありませんが
知り合いがいるとなると話は別です。

今まで格闘の世界とは無縁でしたけれど、須田さんとの出会いで
急にマッスル系の知人が増えましたから(笑)

応援するメインは阪東ヒーローさん。

かなりのイケメンだそうで
横断幕にも「イケメン」の文字が躍っていました。

でも、パンフレットを見たときに私の目を引いたのは、誰より
「キューピー金沢」というリングネーム(笑)

なんだか・・・弱そうじゃない？・・・キューピーって

なんで、この名前にしちゃったんだろう？？

キューピー、キューピー・・・

マヨネーズか３分間クッキングしか思い浮かばない(笑)

でも戦績は１４戦１０勝(５ＫＯ)とかなり強そう・・・

絶対に見てみたい(笑)

やはり、人の心は振れ幅の大きさで揺さぶられる、と実感

ボクシングの強いキューピー・・・最高です

セミファイナルで登場したキューピー選手は頭髪がＱＰ風

でもやっぱり強くって、ラッシュの時にリングサイドからの

「キューッ、ピィー、キューッ、ピィー」の大声援(笑)

に応えて見事勝利されました。

キューピーも素敵です(笑)

そして最初の試合から待つこと、３時間(長っ)
やっとメインイベントの阪東選手の試合が始まりました。

登場する前から会場には割れんばかりの「ヒーロー」コール。

この時の事を、祝勝会で彼は

「入場前の大きな声援が背中を押してくれ、元気づけられました。
ありがとうございました。」

と言って深々とお礼していました。立派です。

で、試合の方は最初ダッキング(というらしい・・笑)をしながら
ヒーロー選手は相手の出方を見ながら、ボディにパンチ。

手数は少ないけれど、ほぼ確実に相手の体や顔面にヒット。

それまでの、激しいファイトあふれる試合に比べると
なんとなく物足りないような試合展開です。

お隣のあっちゃんと
「ねぇ、阪東さんって弱そうじゃない？」と思いっきり失礼な
ことをささやきあっていました。

後で伺ったお話では、
「僕はああいう下から攻める泥臭い試合スタイルなんです」と
いうことでした。

そして、その言葉通り、相手は体力を徐々に奪われて足が止まった
４Ｒに阪東選手は一気に攻めていき、
５Ｒで見事ＴＫＯ勝利を飾りました。

大喜びの応援席。「ヒーロー、ヒーロー」の大声援の中
ＴＫＯされた相手選手はリングから担架で運び出されていました。

勝利と敗北。

あまりにも違いすぎる勝負の厳しさを見せ付けられました。

けれど、阪東選手も
前回の試合ではまさかの敗北を喫してからの復帰戦で、
世界を目指している今、これ以上負けることはできないという
背水の陣で臨んだ試合だったんだそうです。

そのときのヒーローインタビューの様子がこれ↓

とても精悍な雰囲気で、女性ファンの声援もすごく
まさにヒーロー(笑)

その後祝勝会にも参加して後援者の方々と楽しい時間を
過ごしました。

素のヒーローさんは、気さくで純朴な人でした。↓

写真をお願いしたら、試合直後で疲れているにも
かかわらず、心よくハイポーズです

この試合では顔にパンチをあまり受けなかったので
ハンサムさんはそのままですが、
体には打撲傷があるそうです。(痛そう)

そして、祝勝会で印象的だったのは
阪東さんを支える仲間たちの想いの底抜けの熱さ。

そして、須田さんの「負けた選手に対する思いやり」

勝負の世界に長く生きている人ならではの視点で、
嘘偽りのない勝負のお話を伺いました。

今日は、新しいご縁に心から感謝する一日でした。