H君の寝違えについての続き編
一般的に筋肉の損傷は、筋肉部位の圧が高い状態(体液循環不全)で
急激な圧がかかった場合に起きます。
例えば運動不足(または運動過重)で硬くなっている筋肉が
急に引っ張られたような場合にはアキレス腱が切れたり
筋膜が損傷する肉離れが起きたりします。
今回H君は左の親知らずを抜いたために
左下顎周辺に炎症による腫れがおこり、
一時的に内圧が高くなった顎周辺の筋肉が
寝返りをうった時に引っ張られて、
筋肉(筋膜含む)部位に損傷が起きた
と想像されます。
このような場合には「筋ゆる」による減圧は
一時的には多少の痛みの軽減にはなっても
炎症が収まらない限り、再度筋内圧が高くなるので
痛みが再発(多少軽減)します。
なので翌日のH君の感想は
「多少楽になったけど、まだ痛みが残っている」
というものでした(涙)
プロ野球の投手が登板後に肩をアイシングするのは
激しい運動で断裂した筋組織に起こる炎症を早く鎮めて
筋内圧をできるだけ上げないようにするためです。
寝違いや四十肩、五十肩を頻発する人は、
原因が肩だけではなく顎周辺にもあることを知って
「顎筋ゆる」や「肩筋ゆる」後に寝るようにすると
かなり目覚めがスッキリすると思います。
わかったかな? HOMARE君(笑)

コメント
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いや~。さすがに詳しいですね。
分かり易い説明感謝します。
φ(.. ) メモメモ。。。