皆さんは耳が詰まったような感じになったことはありませんか。
例えば新幹線がトンネルに入った時とか
高速エレベーターの昇降時とかに
耳が「キーン」として気圧の変化を感じるような時です。
そんな時にはつばを飲みこんだり、あくびをしたりすると
耳の違和感が改善しますよね。
私は以前走った時に原因は判りませんが
急に耳が詰まったように感じて、同時に
自分の息遣いが頭に響いて聞こえるような
不思議な体験がありました。
周りの音が聞こえにくいし、自分の声が響いて不快だったので
耳が「キーン」とした時の対処法と同じように
つばを飲み込んだり、耳を引っ張ったりしてみました。
でも、全く効果がなく(涙)、そしてそのまま放置しておくと
いつの間にか元にもどっていたため
今まで大して気にしていませんでした。
それが偶然同じ症状を見つけたのです。
「耳管開放症」
中耳腔と鼻咽腔をつなぐ「耳管」は通常閉じているのに
開いたままの状態となったために不快な症状が起きるのだとか。
私の場合は走り続けることで耳管周辺の筋肉が一時的に緊張して
耳管が開いたままになって発症したのでしょう。
ここでも微妙な筋肉のバランスが大切なのだと実感しました。
耳管が開放し続けると「耳管開放症」のような不都合が
耳管の排泄が弱くなると中耳腔内の分泌物が溜まって
「滲出性中耳炎」のような病気が起こるのですから。
詰まり過ぎても流れ過ぎても良くない。
やはりバランスがポイントですね。
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