昨日は若手アスリートのケアで
「メンタル」の話しに触れましたが
根性論で、あるいは
理想論で、または
単に経験値を増やすという視点で
メンタルだけを鍛えよう、と思っても
かなり難しさがあります。
なぜなら、
身体の視点が抜け落ちているから。
例えば、呼吸一つをとっても
「呼吸」ができない状態の筋肉で
頑張って呼吸しようとする人がいます。
身体に負担のかかる呼吸をして
自ら肋骨の形を歪めていたり
肩こりや首こりを併発して
頑固な頭痛に悩んでいたり
十分に酸素を供給できずに
慢性的な呼吸困難で疲れていたり、と
様々な症状が
自らの「無理な呼吸法」によって
引き起こされていることに無自覚なまま
頑張って息を吸っている訳です。
セミナーや施術で触れる多くの人に
「肋骨の変形」が見られます。
左右で長さが違っていますし
変形により胸腔内体積が減って
内臓を圧迫しています。
この様な状態で「呼吸」しても
ちゃんとした呼吸ができないのは
明白です。
なのに
頑張って呼吸しようとする。
だから
無理が来て、
痛みやコリが生まれる。
すると
自分の身体に向かって
「どうしてちゃんと呼吸できない!」
「ケアしてるのに痛みやコリが治らない!」
と、怒りをぶつける。
また、緊張して
呼吸できなくなる。
なのに
頑張って呼吸しようとする…
できない無限ループの完成です(苦笑)
アスリートのメンタルにも
同じ要素が含まれます。
メンタルは身体の状態が大きく影響します。
特に
お、う、か、く、ま、く。
肋骨の形が戻りました!!
この状態になれば
「ちゃんと呼吸」できます。
今年ご結婚もされたようで
正に
し、あ、わ、せ(((o(*゚▽゚*)o)))♡
身体と心の両面からケアをして
人生と健康を愉しめる。
そんなアスリートが増えることを
願っています!
written by Yuumi



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