南極越冬隊の記事を目に留めて読み進めていくと、興味深い
内容があったので、ご紹介です。
mixiで南極越冬隊のお話をしてくれたのは篠原洋一さん(46歳)。
篠原さんは、以前南極越冬隊の調理担当として実際に1年3カ月に
及ぶ南極生活を経験し(第33次隊)、今回再び第50次隊の調理担当
として南極へ出発した人物だそうです。
以下抜粋です。
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特筆すべきこととしては、隊員たちの様々なニーズに対応しつつ、
食べるよろこびをできるだけ大きくするためにテーマメニュー制を
導入していました。
『イタリアン・ナイト』『アラビアン・ナイト』『スパニッシュ・ナイト』
『北海道ナイト』『沖縄ナイト』『伊達政宗ナイト』といったように、
各国料理あるいは、各郷土料理を出すようにしているんです。
さらに、そうした料理の数々に関して、ちょっとしたウンチクを加えながら
出してあげると、とても喜んでもらえるんですよ。
きっと、こちらの熱意や創意工夫が伝わるのでしょうね。
でも、あくまでも予算の範囲内ですることですから、
豪華な食材を使った翌日は『お茶漬けビュッフェ』にするなどして、
バランスを取ってゆくことが大切なんです。
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このテーマメニュー制ってアイディアが凄いですよね
沖縄ナイトまでは想像がつきますが、
伊達政宗ナイトって・・・なんだぁ(笑)
かなり、興味をそそられます。
そしてスパイス的にちょっとしたウンチクを加えるという所がまた
心憎い演出ですよね。変化の少ない南極という極寒の土地であっても
人の好奇心は止むことなく、新しい知識を欲するのです(笑)
さらには、バランスをとるというこの感覚。
しかもそれが『お茶漬けビュッフェ』とは。
予算的にも、摂取カロリー的にもそして内臓負担的にも、味覚的にも
優れ、まるでカルテットのようなハーモニーです。
本当に創意工夫の人だと思いました、篠原洋一さん。最高です!
あと究極のネーミングが『ハルマゲ丼』
これも、個人的には・・・なんだぁ(笑)でしたが、実際のお料理は
春巻きを卵とじにした丼物なんだそうです。
これも、絶妙にそそられます(笑)
そして、究極(こればっか・・笑)のアウトドア料理が、
なんと・・・
『氷山での流しそうめん』
す、凄すぎる(笑)
どうやって作るのか・・
実際に試せる人はごく少数だと思いますが、ご参考までに。
作り方はとてもシンプル。
ポリタンクに熱湯を入れておいて、熱湯ごとそうめんを流すんです。
食べ手が箸でソーメンを掴む頃には80度くらいに冷えていて、
それを口に入れる頃には、ちょうどいい具合に冷たくなっているんですよ。
とうことらしいです。
この篠原さんの素晴らしい所は、限られた環境の中で
それを逆手にとって創意工夫で楽しみに変えて
しまうという積極的思考のできる点ですね。
だって、『氷山で流しそうめん』思いつきますか?
この人、オーロラを見る時の食べ物が『おでん』ですから(笑)
どこまでもジャパニーズ、大和魂です。素敵すぎます。
南極のブリザードに比べれば、不況風なんて吹っ飛んじゃいそう(笑)
こんな発想や企画ができれば。
そんなことを思わせてくれた記事でした。
頭は使わなきゃ・・・ね

コメント
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面白すぎますね。
発想力は大事ですよ、うんうん。
逆境を逆境と思わず楽しめることも大事ですよね。僕なんかウキウキしちゃいますもん、怒られている時とか(失礼)。
僕の座右の銘は「死ななきゃなんでもOK」なんで、前を向いてこれからもやっていきます。
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このツボ、はまりますよね。(^ε^)♪
私も思わず目を凝らしました。ハルマゲ丼?って。
「死ななきゃなんでもOK」もかなり素敵です。
一緒に前向いて、時々上を向いて頑張りましょう!
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こんにちは!お久しぶりです(^^)
アホ会の時に教えていただいた、耳たぶマッサージとあごのストレッチ、やってます♪
きっとそのせいで、最近「きれいになった」(照れますが。ご報告です)と褒められることが多くなりました!ありがとうございます!
南極の記事、面白いですね!
氷山で流しそうめん・・・(笑)思わずメモしてしまいました♪が、南極のオーロラを見ながら、おでんも食べてみたいです。
世界中いろいろなところで創意工夫し楽しんでいるのですね。
実は、一昨日誕生日でした。ブログにコメントをもらったり、祝っていただいて。また、私の夢をこんなにたくさんの人が応援してくれるんだと言うことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
夢をかなえる工夫、楽しいですよね!
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お誕生日おめでとうございます
そして、コメントありがとうございます(笑)
リンパケアでますます綺麗になってくださいませ。
今度お目にかかれる時が、すっごく楽しみです
氷山の流しそうめんは素晴らしい創意工夫の賜物ですよね。
誰も考えつかないと思いますよ。
寒いと温かい物を食べたいって思うのが普通なのに・・・
この逆転の発想が出来るか出来ないか・・が分かれ目。
ここに注目した勝利の女神さんは、やはり
お目が高いと思います(笑)
私も勝利の女神さんの夢、応援してます('-^*)/
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こんにちは、はじめまして。
mixiでこの記事を読まれたということですが、mixiに提供した元の記事の取材に同行して写真撮影をした者です。
南極で氷山流しそうめんをするのは、南極観測隊の夏の恒例行事だそうです。篠原さんが南極へ行く前から行われていたもので、発案者は小堺一機さんのお父さんだそうですよ。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0901/29/news022.html
このインタビューの後編もたどれますので、よかったらどうぞ(^-^)/
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ありがとうございます。
早速記事を拝見しました。
小堺さんのお父さんが南極観測隊の調理師さんだったことは
知っていましたが「南極流しソーメン」の発案者とは・・・
初耳でした。南極トリビアですね(^-^)
篠原さんの超ポジティブ人生からは勇気をいただきました。
髪の毛をセルフカットするための生首(?)も面白かったです。
ayanoさんのますますのご活躍を祈っています☆