今日は「鞭打ち症」の改善のお話
リンパケアでは、筋肉の過緊張をほぐすことができるので
急性・亜急性の痛みに対して大きな改善が見られます。
10日ほど前に車の事故で「鞭打ち症」と診断された人に対して
1.基本のリンパケアで顎周辺の筋肉を中心に緩めていく。
2.顎関節症(今回は右)部位に、微弱刺激を与え緊張を緩める。
3.肩を回すときに右に痛みが出たので、痛む部位の緊張を緩める。
4.セッション中に足の痺れを訴えたので、腸腰筋を伸ばして
腹腔を緩めた後、足指を動かして体液循環を改善。
5.左の筋肉の緊張が見られる箇所を緩める。
6.首の後ろの緊張を緩める。
7.頭部に微弱刺激を加えてリラックスさせる。
というような過程を経て、ほぼ痛みは消失したようです。
ご本人は驚いていました。
ケアに来た時には首に頚椎カラーを装着していましたが
帰るときには自分で「使わなくてもいいかも・・」と
カラーをつけずに帰られました。
ただし、筋肉の緊張がぶり返す可能性もあるので
首を動かす時はゆっくり動かすことと
首に負担がかかるような同じ姿勢を続けないように
アドバイスをしました。
今後、経過観察していきたいと思います。

コメント
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むち打ちの人は首回りを触られるのを嫌がる人が多いのですが、この方法なら受ける側も安心して受けられますね。
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>えんちろさん
はい。彼女も最初横になるときに首付近の痛みを心配していました。
痛みに対する不安が痛みを増長させることもあります。
痛みの少ないケアであれば、安心できます♪